[葉の動きだけを楽しもうと思いましたが]
勤労感謝の日の祝日。 アトリエに一人で居て時間の過ぎることに気付きませんでした。使用したい花器を眺めていたのです。 働く、強さ、芯、生きる、などの言葉が脳裏をよぎっています。 葉だけを生けようと決めたのですが既に外は暗闇。
by kaho(野花人)
[コオリヤナギ・キンセンカ・クチナシ]
一枝の有無、長さ、一枚の葉の有無などに特に意識する生け方です。が、いつも通り直売所の花材は花市場では規格外とされている物だと思います。敢えて規格外の姿を活かしたいと思いました。
[残り花材のコオリヤナギ・ツツジ・コスモス]
一輪挿しに詰め込みました! 気温が下がりだすとお花の持ちもとても良いです。 残った花材、切落した余分な花材たちの出番です。
[初心者向けのツボ生け・生け易い花材]
雑草かと思うほどの勢いで成長し、陣地を広げているランタナ。道端でも繁殖を続けます。和名はシチヘンゲ(七変化)と言います。お花は既に終わっていますが、葉は元気です。その葉と季節のコギクを使ってのツボ生けです。
[ツルウメモドキとコギクの秋]
ツルウメモドキ(蔓梅擬)は黄色の種皮が裂け出すと中から赤い実が顔を出します。種皮の色との対比が素敵であり、可愛さのあるのニシキギ科の植物です。ピンク色の可愛いコギクと組み合わせます。
[土ようの朝・こども生け花⑼]
もうすぐ冬。冬と言えばクリスマスが浮かびます。今回はクリスマスのお花を生ける準備や練習を含めた生け花にチャレンジです。 剣山という道具も使います。 花材はヒバ、スターチス、spカーネーションです。
[ご近所の方から頂く畑のキクと庭の植物]
昨年も頂いた家庭菜園のキク。その菜園も丘の上にあり、陽、風、雨などをダイレクトに受けています。 植物によっては荒々しく、茎は鉄線のように鋏が入りにくい物や、真直ぐ立てないまま花数を沢山付けていたりと個性派植物の中のキクです。
[ダリアにそっくりさんのキクと庭のアケビ]
キクの花は丈夫で長持ちします。ただ葉はやはり枯れていきます。 葉を取り除きお花だけを活かします。 アケビは自宅ベランダの前にいつの間にか根付き、育っているものです。野鳥のプレゼントかも知れません。
偶然出会った小さな小さなコギクとオンシジウム
ふと入った大型スーパーの入り口には沢山のお花が置かれていました。 一輪ずつセロハンに包まれています。 その中で緑とワインカラーよりのピンクのコギクを手に取りました。 そばには少しだけオンシジウムがありました。
[小品花とokudake-ikebana4種]
hanalive.jpの中で、「残り花材」とか「整理後の花」と表現していしていますが、捨てられそうな一輪のことです。主花材となったお花と同じく最後まで見ていたいものです。そんな時小さなお花で、狭いトイレやコーナーの生け花になっています。
[土ようの朝・こども生け花⑻]
丸い花器は可愛いですが、案外難しいです。 今回は少し難易度が上がりますがチャレンジしてみましょう! こども生け花⑷と同じ使用済みのPPCフィルムを使った作品です。(写真の作品はPPCフィルムではなくプラスチックキューブを使用しています)
[キクとキク・大と小・黒と朱]
地元のコギクと外国産の大輪のキクが手元にはあります。この二種類の花材だけで生けてみようと思います。イメージが浮かんでこないのですがこの2種だけで進めます。
[コスモス一輪・キキョウランとクレマチス]
裏庭のキキョウランも風雨の影響による姿になっています。 どうやらクレマチスはすべてのお花は咲き終えたようです。 花入れの中には一輪、コスモスが残っています。
[コスモスとラセンイ。見えないところの工夫]
秋の野のコスモスとラセンイを組み合わせます。 共に茎は細く長いのが特徴です。 また、カゴの中は下まで手は入りません。茎先の感覚を感じとりながらゆったりとした気持ちが大切です。 その為の工夫の一つです。
[菜園通信・アラカシ(コナラ)とクサギたち]
菜園は雑木林に囲まれていますが、熊はやって来るはずのない所です。どんぐりは沢山落ちています。 雑草という括りで嫌がられる植物を知るにも良い場所です。
[小品花3つのokudake-ikebana]
可愛いお花です。 剣山を使用しますが、花材を挿すというよりは剣山の上に置くような感覚です。 リビングなどに生けた場合、細かく整理された一輪や余る花材が出ます。それ等だけでの作品です。
[土ようの朝・こども生け花⑦]
捨てる前のペットボトルのキャップ、とワンコインショップで購入した小物入れを使用しています。小物入れの代用は空き箱や空き缶などで充分です。
[紅葉したブルーベリーと赤いバラ]
ブルーベリーの紅葉に出会いました。 葉の大きさ、色のグラデーション、全てが素敵な枝でした。赤いバラと組み合わせしよう、と咄嗟の閃きです。
[再び 季節を終えたアジサイの生け花]
今週のテーマ「花ファイルの中に入っていないアジサイの花」に使用した花材を生け直し しました。テーマでは使わなかったアジサイは未だ葉が元気です。緑の補強としてツツジの小枝を使います。
[強い風が吹く日のススキとダリアはしなやか?]
「生け花」という暮らしのアート、その中で表現する大切な一つが「風」です。 アトリエは丘の上に在り、時々、突風ともいえる風に悩まされことがあります。 風に逆らっているのか、それともその中で楽しんでいるのか植物は健かでありしなやかです。