すきま時間、アプリで学ぶ生け花アート

[コスモスとラセンイ。見えないところの工夫]

秋の野のコスモスとラセンイを組み合わせます。 共に茎は細く長いのが特徴です。 また、カゴの中は下まで手は入りません。茎先の感覚を感じとりながらゆったりとした気持ちが大切です。 その為の工夫の一つです。

kaho(野花人)

レベル:

分類:投入れ

下準備:水揚げ

その他道具:使用済みppcフィルム・糸針金

費用目安:300円

入手場所:庭・直売所

コツ・ポイント

コスモス: ツボの中に茎が細く長いコスモスを真直ぐ立てることはほぼ不可能です。前もって使用済みのppcフィルムを少し押し込んで入れておきます。押し入れたフィルムの折りじわを活用します。花材が少ない時に限ります。

あとがき

生け花は優雅な雰囲気をもたらしてくれますが、見えない所の工夫が大切です。 ガラスの器やお子様の為の生け花で使用済みppcフィルムを使う方法をお伝えしていますが、カゴ生けでは初体験です。

生け方の手順

1
コスモスを2輪、軽く糸針金でまとめて、PPCフィルムが押し込まれたツボの中に挿し入れます。
2
同様に次の2輪を挿し入れます。剣山を使用した場合と違って思うような空間は取り難いですが、出来た空間から次を考えます。
3
2つの束ねたコスモスが立っています。次に入れる物は先の2つの間に探りいれていきます。3つの束ねたコスモスが入りました。
4
ラセンイも細いので2本ずつ軽くまとめてから入れます。量は迷うところです。

生けてみた

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