すきま時間、アプリで学ぶ生け花アート

背高のっぽ花材(サンジ草)

農道で美しい葉のススキに出会いました。自宅の鉢の中では(三時草)サンジ草が小さな花や実を付けています。背高のっぽ同士の花材です。(ススキ・三時草・菊・レモンリーフ)

kaho(野花人)

レベル:

分類:不等比

下準備:

その他道具:剣山

費用目安:200円

入手場所:農道・ベランダ・直売所

コツ・ポイント

台付花器を使います。台付とは花器の内側に剣山を置く台が付いてる花器のことです。便利で姿も美しいです。花材本来の高さを活かすためには、高さのある花器は協力な助っ人になることがあります。生け花は器と合わせて一つの作品になります。

あとがき

神奈川の西部、丘陵地帯の此処は家を一歩出ると「雑草」と一括りにされてる野の花たちの宝庫です。こんな風景から生け花は生まれたとつくづく感じます。野に在る植物は堂々と生きています。そして品やかさもあります。

生け方の手順

1
剣山中央にススキを生けます。葉は自然のままの姿を出来るだけ活かせるようにしましょう。
2
ススキの後ろにサンジ草を入れます。ススキとはやや反対方向になびかせると優しい秋の風の感じが出ると思います。
3
正面には菊を低く、後ろにはレモンリーフをあしらいます。この二つはススキとサンジソウの高さを強調する役目でもあります。
4
高低差。ススキの葉のような線の面白さ。サンジソウの小さな花(点)の可愛さ。がある作品にしようとしています。

生けてみた

みんなの生け花レポート