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白いムクゲとユリと古い壺

多分20年ほどお蔵入りしていた作者不明の花器。その詳細は不明です。 一見、重いイメージがする器なので花材はユリとムクゲ(ハチス)の花、アケビの葉で軽やかに色合わせを試みてみます。

kaho(野花人)

レベル:

分類:投入れ

下準備:ムクゲに付いた虫とり

その他道具:

費用目安:0円

入手場所:庭

コツ・ポイント

脇役のアケビのツルを軽やかに表現してみたい

あとがき

長い間、苦手な花器だと思い続けていた壺ですが、それは見ただけで判断していました。今回を機に親しみを感じる花器の一つになりました。 そう言えば、アンスリウムの花は派手過ぎで嫌だと。花展で生けた45年ほど前、その後好みのお花になりました。

生け方の手順

1
アケビを最初に入れます。外に出ているツルの歪みをツボの中に少し押し込んでおきます。
2
歪みの部分が器の中に入ったらその歪みを使ってユリの花を入れます。お花が重いので下向きになりますが調整は可能です。
3
ユリの花の位置とのバランスをとりながら、ムクゲの花を入れます。
4
アケビの葉、一枚だけ付いているツルに動きを出しながら後方に高めに入れます。ムクゲの枝はムクゲのそばに入れます。

生けてみた

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