すきま時間、アプリで学ぶ生け花アート

吾亦紅とバラ(ワレモコウ・バラ)

この2種の花材は、見た目は大きく違っているように感じますが、同じバラ科の植物です。素朴な山野草と花の女王と言われているバラの組み合わせです。見た目の違いがどのように調和していくか、意識しながら生けてみたい取り合わせです。(ワレモコウ・バラ)

kaho(野花人)

レベル:

分類:投入れ

下準備:

その他道具:

費用目安:2000円

入手場所:生花店

コツ・ポイント

茎がしっかりとして、枝分かれが多い花材から生けます。吾亦紅が手に入らない季節や状況では、カスミソウやスターチスなども素敵な作品になります。それらの花材の茎が細く弱い場合には2~3本をワイヤ―などで束ねます。

あとがき

相反する物の組み合わせはなかなか面白いものです。ここでは素朴さと華やかさの組み合わせと、色の対比なども楽しんでみたいと思いました。違った物の集まりは更に奥深いものとなります。器は華やかさのあるガラス花器を選んでみました。

生け方の手順

1
器の口が大きい場合、花材を安定させる為には茎に付いてる枝分かれの多い植物、ここでは吾亦紅を最初に入れます。
2
吾亦紅の枝の合間にバラを入れていきます。バラの花と吾亦紅をどのような方向に向けたいのか、考えながら生けていきましょう。
3
吾亦紅、バラがそれぞれ居場所の確保(安定した挿し位置)が出来ているかきちんと確認します。
4
仕上げは、それぞれの花材の位置と向きを整えます。違ってると感じたら、少し茎を持ち上げて角度や向きを整えます。

生けてみた

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